GIANT ESCAPE R3
オアシス
なにが心のオアシスたり得るか？ある者は音楽に中にそれを見出し、ある者は読書で渇きを癒し、ある者は自転車でそれを探しに行く。
自転車に乗ろうと思い立ったときは「なんて素晴らしい発見をしたんだ！これは人生意を大きく変える、新しい大発明だ！」と鼻息を荒くしたものだが、実際は先人たちの積み重ねの上に一歩立たせて頂いただけだ。私がより遠くまで見渡せたとすれば、それは巨人の肩の上に乗っているからである。そう、Standing on the Shoulder of Giants って訳なのさ。
僕も巨人の肩の上に載ってみよう！
そんなこんなで色々な方のブログを見て回ると、どうやらGIANT ESCAPE R3ってのが間違いない初心者向け自転車の一つじゃないかと思ったわけですよ。このブログなんかも、同じ音楽好きの方が書いているという事で参考にさせていただきました。
ありゃ？僕のブログと違って、説得力と誠実さと人柄の良さが にじみ出てやがる！？同じ音楽好きと書きましたが間違いでした。違う音楽好きでした。反省。
朝が来る
eastern youthの夜明けの歌を口ずさむと勇気が湧いてきます。いつものようにこの曲で自分を奮い立たせ自転車屋さんを探したわけですが、選曲が選曲だけにどうしてもこの自転車屋さんに向かわずにいられませんでした。サイクルベースあさひ。これはまあ仕方がない事でしょう、逃げても逃げても朝が来るって吉野さんも言ってることですし。
個人経営の町の自転車屋さんを開拓する、という目論見もあるのですが、まずは手っ取り早く現物を見たいですからね。GIANT ESCAPE R3。この巨人の肩に僕も載っかるぞ。
やっぱり来ない
自転車を凝視していると、若き店員さんがやってきて「どういったものをお探しでしょうか」ときたもんだ。ふっふっふ、若き店員さんよ。僕が「なんかはやくってー、かっこよくってー、そんでー、やすいのー」とか言ってた時代は終わったのだよ。これがGIANT ESCAPEでしょー、そしてこっちがあさひのブランドのプレシジョンスポーツ。これはルイガノ。
そして、「すみません、このGIANT ESCAPEなんですが、表示を見るかぎり僕の身長175cmだとＳでもＭでも当てはまるみたいなんですが、どっち選ぶべきですかね？」という僕の質問を、「んー……おそらくＭですね」と軽く受け流し、「あれ、こっちの安くなってる型落ちのは……Ｓですかあ」という僕に対して「あ、それ1台限りのお買い得ですよー！」とアドバイスをくれた若き店員さん。さようなら、どうかお元気で。
